こんにちは。みっくす!編集部のりんごです。
来週には新入学や新学期が始まり、新しい先生と出会う時期。
特に発達特性のある子どもを持つ親にとって、先生とのスムーズな連携はとても大切です。
そこで、お住いの市町村ごと呼び名は違いますが「ライフサポートファイル」、「個別サポートファイル」などの作成が重要です。
また、どのように伝えれば子どもの特性や困りごとを理解してもらいやすいのか、具体的なポイントを紹介していきましょう。
サポートファイルって?
子どもの特性や困りごと、必要な配慮などをわかりやすくまとめた支援用プロフィール帳です。
情報を共有するために保護者が作成し、安心できる環境作りや切れ目のない支援に繋げることができます。
県内市町村ごとに形式が違うのでご確認下さい。
また、今回はより支援者が読みやすいようにまとめた「サポートシート」についてもご紹介します。
先生に伝えておきたいこと
まず、先生に知っておいてもらいたい情報を整理しましょう。
ポイントは「簡潔に・わかりやすく」伝えること。
子どもの得意なこと・苦手なこと
例:「視覚的な説明があると理解しやすい」「急な予定変更が苦手」
困りやすい場面と対処法
例:「音に敏感で、休み時間の騒がしさが苦手 → 静かな場所で休憩できると助かる」
家でのサポート方法(必要に応じて)
例:「宿題は短時間集中が向いているため、10分ずつ区切って取り組んでいる」
放課後等デイサービスや学童について
例:「月・水曜日は〇〇放デイを利用します」
→事業所が小学校にお迎えに来るので、事前に集合場所も確認をしておくとスムーズです。
具体的な例を交えて伝えると◎
伝え方の工夫
先生も多くの生徒を担当しているため、「伝えたいことが多すぎて伝わらない」ということも。
おすすめの伝え方
シンプルな書面で伝える(A4 1枚程度のサポートシートがおすすめ)
→「うちの子取扱説明書」など、簡単にまとめた資料を作るとわかりやすい。
連絡帳やノートを活用する
→ 毎日でなくてもOK。気になることがあれば短く伝えると◎
面談の場を活用する
→ 個人面談があるなら、事前に伝えたい内容を整理しておくとスムーズ。
もちろん早急に伝えるべき要件があれば、遠慮せずお電話や先に面談の機会をもらうのも大切です!
「うちの子説明書」って?
箇条書きなどで、サポートブックの内容をより簡潔にまとめたサポートシートです。
先生達にも読んでもらいやすく、保護者も面談時に共有したい内容の要点がわかりやすくなります。
インターネットにもさまざまなテンプレートが紹介されているので参考にして作成してみてくださいね。
こんなときはどうする?Q&A
Q:「先生が忙しそうで、連絡するタイミングがわからない…」
A:面談の機会を活用し、それまでに連絡帳などで少しずつ伝えると◎
Q:「伝えたいことが多すぎて、何を話せばいいかわからない」
A:子どもにとって”特に困りそうなこと”に絞る。 先生がすぐ対応できる内容を優先すると◎
Q:「先生が子どもの特性を理解してくれない…」
A:スクールカウンセラーや特別支援コーディネーターに相談するのも一つの手。 保護者だけで抱え込まないことが大切。
まとめ
🔹 サポートブック・サポ―トシートを作成しよう!
🔹 先生への伝え方は「簡潔に、わかりやすく」がポイント!
🔹 先生との関係は「一緒に考えていく」というスタンスで
お子さんが新入学や新学期をスムーズにスタートして学校生活を安心して過ごすために、
無理なくできることから始めてみましょう!
もちろん保護者や先生たちも支援しやすくなるので、より連携がとれます。
つい、「~してほしい!」と要望ばかりになってしまいますが、円滑に関係を築き支援に繋げるために
シンプルにお子さん分析してみてくださいね。
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