「園で集団行動に参加できないことがある」
「先生から子どもの様子について相談された」
そんなとき、「一度相談したほうがいいのかな?」「発達検査を受けたほうがいい?」と迷う保護者の方もいるかもしれません。
今回は、普段はグループホームの代表として活動している、みっくす!編集部メンバー・rico先生の子育て体験から、保育園での困りごとが見えてきて、市の巡回相談につながるまでを振り返ります。
保育園の先生から相談があったのは、年少の夏頃
年少の夏頃、保育園の先生から息子について、
「なかなか自分で支度や着替えができず、朝の会に参加しないことがあります」
と相談がありました。
後日、夫が保育園での様子を参観させてもらうことに。
息子から見えないところで参観したため、普段に近い様子を見ることができたそうです。
朝の会の最中に床に寝そべったり、先生にくっついたり。
家庭とはまた違う、集団生活のなかでの息子の姿が見えてきました。
息子には、こんな特徴がありました
当時の息子には、こんな特徴がありました。
- マイワールドが強めで、想像力が豊か
- 注意されると、やる気がなくなる
- 全体への指示を聞き逃すことが多い
- 自分の世界に入り、遊び続けていることがある
- 「怒られるからやらない」という傾向がある
- 周囲がやっているからといって、自分も同じように行動することが難しい
- おしゃべり
- 喜怒哀楽が激しく、感情表現が豊か
周りに合わせすぎず、自分の世界を持っていることは、息子のよいところでもあります。
一方で、保育園という集団生活のなかでは、困りごとにつながる場面もありました。
園で見えてきた3つの困りごと

朝の会までの支度ができない
支度の手順自体は分かっているものの、ほかのことに夢中になったり、やる気が出なかったりすると、床に寝転がってしまうことがありました。
教室から出て行こうとする
支度をするよう先生から促されたり、注意されたりすると、教室から逃げようとすることがありました。
朝の会に参加しない
朝の支度が終わっていないため、そのまま朝の会に参加できないこともありました。
家庭での関わり方を先生に伝えてみました

そこで、家庭では息子にどのように接しているのかを先生にお伝えしました。
家庭で取り入れていたのは、前向きな声かけや、ご褒美シールの活用などです。
園でも同じような関わり方を取り入れてもらったところ、少しずつ落ち着いて過ごせる日が増えてきたとのことでした。
息子に合う関わり方を一緒に考え、取り入れてくださった先生方には、本当に感謝しています。
いったん、支援センターへの相談は見送ることに
2026年4月11日の時点では、支援センターに相談するかどうか迷っていました。
ただ、先生方の関わりによって、園でも少しずつ落ち着いてきたとのこと。
そのため、このときはいったん支援センターへの相談を見送ることにしました。
その後、市の「巡回相談」がありました
その後、市の心理士さんが保育園を訪れる「巡回相談」がありました。
その日、息子はたまたま支度をせず、朝の会にも参加せず、教室を飛び出そうとしていたそうです。
その様子が、巡回に来ていた心理士さんの目に留まりました。
この巡回相談をきっかけに、わが家は発達検査へとつながっていくことになります。
次回は、ここから実際にどのような流れで発達検査を受けることになったのかを振り返ります。
このときは、まだ「発達検査を受ける」とは思っていませんでした

園から相談を受け、家庭での関わり方を共有し、少し落ち着いてきたことで、一度は支援センターへの相談を見送りました。
この時点では、わが家も「発達検査を受けよう」と決めていたわけではありません。
そんななかで、市の巡回相談があり、心理士さんに園での息子の姿を見てもらったことが、次の一歩につながりました。
振り返ってみると、最初から発達検査を目指して動いていたわけではなく、その時々の息子の様子を見ながら、先生方と相談し、一つずつ進んできたのだと思います。
みっくす!編集部から
子どもの様子について園から相談されたとき、「相談したほうがいいのかな」「もう少し様子を見てもいいのかな」と迷うこともあるかもしれません。
今回ご紹介したのも、ひとつの家庭が発達検査につながるまでの体験です。
相談や検査につながるきっかけやタイミングは、一人ひとり異なります。
同じようにお子さんの園での様子や発達について悩んでいる方にとって、「こんなふうに発達検査につながった家庭もあるんだ」と知ることが、一つの参考になればうれしいです。
みんなの声で、暮らしやすい地域をつくる。
そのモヤモヤ、ひとりの困りごとではないかもしれません。
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